福島県内でもインフルエンザウイルス感染症が流行り始めています 是非新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス一緒に検査できる抗原キットを常備しておきましょう。
年末年始は一旦新型コロナウイルス感染症がやや減少しましたが、仕事初めとともにやはり感染者が増え始めています。学校が始まれば一気に増加すると思われます。
また、福島県の県南、相双地区でインフルエンザウイルス感染症が流行り始めているようです。あっという間に福島市も流行ると思われます。
感染症の予防は原因が何であれ基本の手洗い、マスク着用、人込み避けることです。
また、乾燥するとウイルスが侵入しやすいためノドを潤すことを常に意識してください。
寒さも免疫能が低下します。体を冷やさないように心がけて下さい。
新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスが一緒に検査できる抗原キットが市販で購入できるようになりました。発熱したときに家で検査できるように是非常備することをお勧めします。
ただし、抗原キットはウイルス量が増えないと陽性にならないので、風邪気味だからとすぐに検査しないで発熱して24時間以降(せめて12時間以降)に検査するようにしてください。
陽性になったら日付と氏名がわかるようにして必ず写真に撮って証拠を残してください。
写真を確認できれば新たに検査しないで医師は診断していいことになっています。
感染を広めないようになるべく自宅待機でお願いします。
常備薬で経過観察できそうなら自宅療養をお願いします。
薬が必要なら電話診療で薬を処方することが可能です。
新型コロナもインフルエンザもほとんど症状で区別はできませんが、自宅療養期間(1週間)や対応方法(水分補給、からだを温める、バランスよく栄養をとるなど)はほぼ同じです。
高齢者や重症化リスクのある方など診察が必要でもまっすぐ受診せずに必ず電話でご相談下さい。
感染対策のため感染者用の入口と診察室を通常と別にしており、電話で指示しますので、それからの受診でお願いします。
ひとりひとりが感染予防と感染を広めないことを意識することが最も重要です。